代表メッセージ
技術に正直に。
誇れる建物を
創り続ける。
代表取締役 BOSS砂田 直成
コロナ禍で
過去最高の売上高を達成
1990年の創業以来、スナダ建設グループは絶え間なく成長を続けてきました。現在はグループ全体で200名程度まで増え、売り上げは右肩上がりの成長曲線を描いています。これは、私たちスナダ建設と共に現場で仕事をする職人さんや協力会社と強力なタッグを組み、お客様の信頼を獲得してきた結果。そして創業から現在に至るまで、ひたすら正直に技術に向き合ってきた結果です。
どこまでも正しく、恥じない
ものづくりができる会社
スナダ建設がスローガンとして掲げるのは、「何があっても良いものをつくる」。そのために、今でも私は何度も現場を回り、検査にも立ち会い、年に100件ほどの図面を描いています。「いつまでやるんだ」と周りの人からは驚かれますが、私は、「代表取締役BOSS」であること以上に、一級建築士であり1級建築施工管理技士であることに誇りを持っています。建築のプロとして、誰にも負けない努力を続ける。これが、スナダ建設の考え方。一つひとつの現場に手をかけ、妥協のないものづくりに挑み続けています。
また、当社は設計力や企画力でも高い競争力を誇ります。グループで運営する賃貸デザイナーズマンション「SÉRÉNiTÉ(セレニテ)」は、当社が設計した建物。ベランダやエントランスなど外観に曲線を取り入れ、複雑な設計と施工に挑戦しています。室内の設計においても全てが同じ間取りではなく、200室あれば9~10タイプを作ります。
合理性だけを追求すれば、わざわざ曲線を作ったり何タイプも部屋を作ったりするのはナンセンスです。手間もコストもかかるし、職人さんの技術や施工管理の現場力にも相当なクオリティが求められます。しかし、難しいからこそ面白い。ここに、建設会社としての矜持があります。仕事に誇りを持っているから、お客様が建物を見た瞬間に「かっこいいなあ」と一言もらせば、私たちも「どうや」と胸を張れるのです。
クジラが敵のいない海を悠々と泳ぐように、当社もまた、「スナダ建設にしかできない仕事をしている」という誇りでブルーオーシャンを切り拓いています。ここは、磨いた腕を発揮し、プロの名に恥じない仕事ができる場所。建設業の面白みとやりがいを十分に味わえる会社であることは、間違いありません。
「仲の良い現場」が
建物の品質を高める
「何があっても良いものをつくる」ためにスナダ建設が大切にしているのが、職人さんと仲の良い現場づくり。私たちスナダと職人さんの良好な関係性が、いい建物を作る原動力になると考えています。
この関係を構築するために、当社ではさまざまな取り組みを行っています。例えば、夏場は気温が32度を超えたら全員に「ガリガリ君」を支給。これで熱中症で倒れる職人さんがいなくなりました。また、年に2回はお昼に豪華なお弁当を一緒に食べ、1月にはお年玉を渡しています。「雨の日コーヒー」という制度もあります。これは、雨の日にも働いてくれる職人さんに、現場にある自販機のコーヒーを無料で買えるコインを配るというもの。スナダ建設オリジナルのコインです。
こうして職人さんへの感謝の気持ちを常日頃から表しているので、当社の社員と職人さんは本当に仲が良い。中途入社した施工管理の社員は、たいてい現場の雰囲気の良さに驚きますね。上下関係も壁もない、フラットな関係が築けているから、難しい案件にも職人さんは「スナダさんのためならやったろか」と腕をふるってくれる。施工管理の社員も一緒になって団結でき、結果として高い品質の建物が生まれています。
職人さんの育成にも注力しています。その活動の一つが、私が代表理事を務める公益財団法人「匠・育英会」での育成事業や就労支援事業。例えば、これまでは親方から見よう見まねで習得してきた建築技術を体系的に学べる教科書を作成し、建築科のある学校などに無償で配布しています。これは、マンションの建築現場を最初から最後まで撮影し、文章と写真とイラストでその手順を詳しく説明したもの。現場に立つ人にとっては、分かりやすく非常に役立つ教科書になるでしょう。また、職人を目指す若者を対象に、施工の基本を教える講義も実施しています。職人不足が叫ばれる建築業界ですが、多くの若者を育成してこの仕事の魅力を伝え、活躍できる機会を増やしていきたいと考えています。
正直であれ。
努力は必ず報われる。
建設業界では、組織的な不祥事がたびたび問題になっています。しかし、ただひたすらに正しく良いものを作り続ければ、隠蔽や違反などをしなくても企業としてしっかり利益を出して経営していくことはできます。それは、私たちスナダ建設が証明しています。
当社の建設現場では毎日1000人以上の職人さんが働いていますが、創業以来一度も死亡事故が発生していません。建設工事というものは、一般的にはどれだけ安全対策を講じていても事故が起きてしまうもの。実際、全国の建設現場では事故が絶えません。その一方で当社が30年以上もの間事故ゼロを継続できているのは、もはや奇跡としか言いようがありません。これは、私たちが正しい姿勢で建設業を営み続けてきた結果だと思います。
これから建設業界を目指す若い人たちにも、ぜひ、正直であってほしいと思います。失敗は誰にでも、必ずあります。当社の先輩たちも、何度も失敗を経験してきました。役職が上がるほど損失金額も大きくなります。しかし、重要なのはその後の行動。失敗を誤魔化したり嘘をついて隠したりしてはいけません。お客様にお叱りを受けても、正直を貫きなんとか打開策を考えて失敗を修復すれば必ずお客様からの信頼は得られますし、確実に自身の成長にもつながります。だから、失敗の前に遠慮せず、仕事にまっすぐに向き合いましょう。それができる方ならきっと、当社で活躍することができます。
新たなステージへと歩む
“正直者”たち
この数年では、ホテル事業を立ち上げ、国内のみならず海外にもフィールドを広げてきました。特に海外でのホテル事業は日本のビジネスの動向を予測する材料にもなりますし、ダイナミックで非常に面白い。新しい挑戦に踏み出して、目の前に開けるさまざまなステージを楽しみたいですね。
建設業界に目を向ければ、近い将来にはビック・テックが建設業に参入してくると予想しています。それに対抗できる力を持つには、ITやAIを駆使した新しい仕組みも必要となるでしょう。時代の変化を察知しながら、スナダ建設も柔軟に進化しなければなりません。
その一歩として、まずは当社を関西において圧倒的な競争力を持つ企業に成長させます。目標は、今後6年で現在の売上の2倍にあたる1000億を達成すること。もともと大きくしようという気持ちがなく自然と育ってきた会社ですから、本腰を入れれば6年で2倍という目標もそれほど高いハードルとは思っていません。建築を愛する気持ちとプロの誇りを持って正しく技術と向き合い、「何があっても良いものをつくる」という姿勢に徹すれば、必ず達成できる目標です。
今私たちは、目標に向けてともに歩み、100年企業を目指してくれる方を募っています。スナダ建設は、正直者の集団。自分自身の心にまっすぐ、誇れるスキルを磨きたいと考えるなら私たちの会社しかない、と胸を張れます。嘘がないから仕事を存分に楽しめるこの環境で、ご自身を成長させてみませんか。
スナダ建設株式会社 代表取締役 BOSS
PROFILE
代表取締役 BOSS砂田 直成SUNADA NAOSHIGE
1959年、12月生まれ。
1984年、修成建設専門学校卒業。
1989年、一級建築士取得。
1990年、スナダ建設創立。
資格:一級建築士・1級建築施工管理技士