代表メッセージ

建築技術で
世の中を
さらに
豊かに変革する

代表取締役 SUN砂田 雄飛

技術と信頼を守りながら、
時代と共に変化する

人間が生きていく上で必要な「衣・食・住」の一つである「住」に関わる建築業は、これから先もなくなることはないと考えられます。AIの進化で建築の自動化が進んだとしても、人間の手を介したものづくりは残り続けるでしょう。スナダ建設で働くということは、この未来ある安定した業界で、多くの人に必要とされる建物を作ることを意味しています。
人材不足という建築業界の課題に対しても、当社は早くから職人の育成に取り組み、解決に向けた行動を起こしてきました。社内でも施工管理職の研修に注力し、現場で活躍する人材を輩出しています。また、スナダ建設の高品質な建物を見事な技術で形にしてくれる職人の方々への敬意も忘れたことはありません。職人の方々と、現場の施工管理を担う社員との信頼の深さは、当社の自慢。これからも守り抜くべきスナダ建設の財産です。
その一方で、技術が加速度的に進化を遂げる中で、会社という組織もそれに合わせて変化し続けることは必要です。20年前にこれほどAIが発展することを誰も予測し得なかったように、20年、30年先の世界もまた私たちの予測を超え、建築の概念すらも変わっているかもしれません。その未来においてもスナダ建設が価値を提供し続けるには、既存の枠にとらわれず、新しい挑戦に向かうことも必要です。

スナダだからこそ
描ける未来がある

スナダ建設はこれから、さらなる規模拡大を目指します。その指標には、売上や利益、従業員数などさまざまなものがありますが、スケールが拡大すれば、当社として、さらに世の中に大きな価値をもたらせるでしょう。
このように考える根本には、建築を通して世の中をもっと便利に、快適に変えたいという想いがあります。例えば、人々がスマートフォンを持つようになって生活は一気に便利になりました。それは、専門知識を持つさまざまな人たちが努力を重ねた結果もたらされた価値です。私もこの便利さを享受している以上、仕事を通じて便利なモノを生み出し、世の中にリターンする責務があると考えています。
その方法の一つが、住む人が不自由から解放される便利な建物を創ることです。例えば、行政や教育、医療など生活上のあらゆるサービスが結びつき、住む人をサポートする住まい。生活が雑事から解放されれば、もっと時間を有効に使うことができます。その時間を使って、次は住む人たちが世の中に価値を提供してくれます。一人ひとりの仕事が、誰かの快適な生活や環境を生み出し、その誰かがまた世の中をさらに便利に快適に変えていく。「住」を創り出す技術を持つスナダ建設なら、その未来を実現できると考えています。

飾らず、まっすぐ生きる人で
あってほしい

私がスナダ建設に入社したのは2014年です。当初から建築業界で何かを成し遂げたいというビジョンがあったわけではありません。社長が父親だったので、周りの社員からは「当然、建築のことを分かっているだろう」と思われていましたが、実際は一つの知識もなく、今のように「便利な世の中に貢献したい」という想いが芽生えたのも入社して数年が経ってからでした。
だから、若手の社員に対しても「今すぐ目標を持ってほしい」とは言いません。若い頃から「何のために働く」という目的意識を持てる人は、それほど多くはないでしょう。本意ではない目標を掲げて自分を飾るより、正直であること、嘘をつかないことを大切にしてほしいと思っています。

私の好きな言葉に「蘭心竹生(らんしんちくしょう)」という四字熟語があります。「蘭のように気高く、竹のようにまっすぐに生きる」という意味です。曲がったことをすれば上に向かって成長することはできず、部下ができたとしても正しい指導を行えません。失敗をすることは誰にでもあります。失敗から学びを得られるならそれは構いません。ただ、嘘をついたり失敗を隠したりすることは許されません。人として間違った行いをせず、蘭のように潔白で竹のようにまっすぐ生きることを、全ての社員に期待しています。

新たな挑戦を続け、
成長を続ける人と共に

皆さんにぜひおすすめしたいのは、仕事以外の知識や経験にもたくさん触れることです。仕事では決まったセオリーがあるため、それに沿って毎日同じことをしても大きな成長はなく、考え方も凝り固まってしまいます。何歳になっても、勉強し続けることは大切。私自身も数年前、幅広い年齢のさまざまな業種の方々が参加するセミナーで共に経営を学んだことで意識が大きく変わりました。それまでの自分では考えつかなかったような新しい考え方の引き出しができて、想定外の出来事が起きた時にどう振る舞えばいいか、相手はどう受け止めるのか、他にもっと良い方法はないか、とより深く仕事に向き合うことができるようになりました。
勉強の方法はなんでも良いと思います。セミナーに参加したり、本を読んだりと、これまでやったことのない何かにチャレンジしてほしい。そこから得られるものが視野を広げ、成長を促してくれます。
きっと若い皆さんなら、得られた情報やスキルを活かして上手にアウトプットできると思います。常にチャレンジし続け成長を続ける人と共に、スナダ建設で一緒に仕事ができることを願っています。

スナダ建設株式会社 代表取締役 SUN 砂田 雄飛

PROFILE

代表取締役 SUN砂田 雄飛SUNADA YUHI

不動産会社を経て、2014年スナダ建設入社。
2018年4月 同社取締役企画開発部長就任。
2025年1月 同社代表取締役 SUN就任。