リーダーズトーク
入社以来、スナダ建設で現場の最前線を走り続け、社をけん引してきた建築部と営業部のリーダーに、若手時代のエピソードやスナダ建設の未来について語ってもらいました。

営業部課長 山本 剛史YAMAMOTO TSUYOSHI
2014年新卒で入社し、
営業部で建築工事の受注と土地の仕入れを担当。
2024年に課長に就任。

建築部係長 中谷 健二NAKATANI KENJI
2013年に新卒で入社し、現場担当を経験した後、
2017年に現場所長に就任。2023年係長に就任。
挑戦する楽しみを持って
スピーディーに成長できる場所
新卒で入社して10年以上の社歴を持つお二人。
スナダ建設は、若手にとってどんな職場だと思いますか?
中谷:大手のゼネコンなら入社10年目でようやく任されるような大規模プロジェクトにも、若手のうちから任せてもらえるのがスナダ建設。一人ひとりが経営者のような感覚で工夫しながら現場を作ることができて、「挑戦する楽しみ」がある職場だと思います。

山本:建築部と言っても、スナダの場合は施工だけじゃないですからね。協力会社と打ち合わせをして、予算を考えながら施工計画を立て、見積もりを作成して…とゼロから完工まで携われるから、工夫の余地があるんですよね。
中谷:そうなんです。予算の使い方も現場の作り方も、自分次第でどんどん改善できることが面白いし、「同僚より良い現場を作ったる!」とライバル心も燃えてくる。営業も同じでしょう?
山本:そうですね。億単位のお金を動かすような仕事でも2年目から任されます。当然プレッシャーも大きいですが、成功も失敗も経験できるからこそ責任感が芽生えて成長できる環境であることは間違いありません。
中谷:特に、今の若手世代は成長しやすい環境が整っていると思いますよ。研修体制も整っているし、スナダオリジナルの「職人の教科書」も用意されていて。この教科書を現場で持ち歩けば、職人さんの間で飛び交う専門用語も分かるようになっていますから。
山本:建物ができる流れが手に取るように分かるので、営業の1、2年目でも役立つ内容だと思います。私たちの時代にはなかったから、知識もないまま現場で揉まれながら覚えるしかなくて(笑)。
中谷:建築部では、現場で職人さんに指示を出す「施工管理」が主な仕事ですが、最初のうちは職人さんの話を理解することもできませんでした(笑)。それでも場数は踏ませてもらえたので、知識を吸収するスピードは速かったですね。「若い割には話が分かるやつ」と思ってもらえるようになると、職人さんの反応も変わってきます。積める経験の大きさと豊富さがスナダの魅力ですね。

相談すれば「仏の顔」が出てくるから
自分の行動に正直にいられる
任される仕事が大きい分、若手の頃は大変だったことも多いのでは?
お二人は、若手の頃の失敗をどのように乗り越えましたか?

山本:私は一度、大きな金額間違いをしたことがあります…。もちろんご迷惑をおかけした方には誠心誠意謝りますし、失敗した後は反省して次に活かすことが大切。でも、上司からは次の日まで引きずるような怒られ方はしませんでした。失敗した人間に対してもポジティブで、また次のチャンスを与えてくれる懐の深さがスナダにはあります。
中谷:一人ではどうにもならない問題を、「なんとかせえ」と放置されることもなかったですね。周りに相談すると仏の顔があちこちから出てくる。みんなでフォローしてくれるから、落ち込むことなく次に進めました。

山本:むしろ、そうしないと現場が止まってしまいますよね。
中谷:そうなんです。段取りを間違えると工期に響くし、大きなお金が動くので、一日でも早く解決しないといけない。そのためには協力体制が欠かせません。だからこそ今、私も部下に対してはこまめにコミュニケーションを取って、一人で抱え込まないように気をつけています。
山本:自分たちも失敗を経験して周りに支えられた経験があるので、後輩たちにも失敗した時には隠してほしくありません。正直に「こんなことがあったんです」と報告しやすいように、私も普段から昼飯を一緒に食べて、たわいもない話をしています。上司部下という関係より、ほとんど友達です。
中谷:休憩中は仕事の話はしたくないですね(笑)。ただ、建築部は人の命を預かる部署でもあるので、現場では常に緊張感を持つことが大切。職人さんとの関係でも同じで、仲が良くても危険な行為を笑って見過ごすわけにはいきません。メリハリが大切ですね。

できる方法を考える、という
スナダマインドが全社員に浸透
挑戦させながら、失敗はみんなでフォローする。
そんなスナダ建設の社員はどんなタイプ?
中谷:建築革命軍団です!「できない」とは言わず、できる方法を考えるのがスナダのスタイル。実現可能性が50%のプランでも「無理やろ」とは言わず、みんなが集まってきて「こうやったらできるんちゃう?」「以前この方法でうまく行ったで」とバーっと意見を出し合うような雰囲気があります。若手の提案もまずは受け止めてくれますね。
山本:部署を超えて相談する機会も多いですね。どうしたらできるかを考える、というマインドは営業部も建築部もバックオフィス部門も関係なく、全社員に浸透しています。逆にそんな人しかいないから、入社すればこの雰囲気に自然と染まっていくと思います。
中谷:任せてもらえる環境も、挑戦できる環境も、こういう周りの社員や協力会社の方々のサポートがあってこそ。みんなが力を合わせて技術を発揮するからいいものを作ることができるし、形になる喜びを味わうことができる。だから、周りの人への感謝の気持ちは忘れずにいたいですね。
山本:営業も同じです。どんな案件も、営業だけでは完結しません。提案の段階から建築部と相談しながら施工のプランを練ることができるからお客様に合ったご提案ができるし、高品質の建物も、建築部や職人さんたちの力があって初めて建つもの。そうやっていろんな人が関わるから、契約を取れた時や、無事に工事が終わってお客様から「ありがとう」の言葉をいただけた時のやりがいも大きくなります。
中谷:部署間の風通しもいいですよね。山本さんと一緒に一つの案件をやり切ることも多いです。
山本:お互いに言いたいことを言い合えるから、完工までスムーズに進むケースが多いと感じます。中谷さんがガキ大将で、私はいつもいじられ役ですが(笑)。

「何があってもいいものをつくる」
と思いを一つに、広がる未来
部下や後輩にはどのように接していますか?
また、どんな人材に育ってほしいと思いますか?
山本:営業の本分は仕事を取ってくることなので、仕事につながる情報をお客様から引き出してくれれば、成約に至るまでの道のりは上司全員がサポートする体制をとっています。時には裏で根回しをして支えながら成功体験へ繋げることが、個々の成長を促すと思っています。
中谷:今思えば、私たちも若手の頃はそうやって支えてもらっていましたね。上司がポイントだけ押さえておいて、あとは自由にやってもらうことでまずは達成感を感じてもらう。自分の力で「できた」という手応えを感じられたら、仕事はどんどん楽しくなっていくと思います。
山本:そうですね。前向きな姿勢があればフォローしてくれる人がたくさんいるので、部下や後輩には「欲しがり」になってほしい。無謀に思えるような案件でも、情報を拾ってきて無邪気に「やってみたい」と挑戦してくれる人と一緒に働きたいですね。
中谷:施工管理も、自社物件があるので挑戦しがいがありますよ。どこにも負けない建物を作りたいという気持ちが強くて、住む人の使いやすさのためなら手間を惜しまない。私も工事中に「こんな外観どうですか」と提案して採用してもらったことがあります。図面通りに作るだけにとどまらない仕事の広がりは、スナダの施工管理の醍醐味です。
山本:工事を請け負うゼネコンでもあり、土地を仕入れて開発するデベロッパーでもあるから、できることが幅広くて自由度が高いですね!私はいつか、町中をスナダ建設が建てた建物で埋め尽くしたいと思っているんです。そのために、営業部のみんなを一流の営業集団に育てることが今の目標です。
中谷:一人ひとりが常に能力を高められて、それを発揮できる環境を作っていきましょう!「何があってもいいものをつくる」というスナダのDNAを持った人間が増えて、大阪だけではなく、世界中に広がったら面白いだろうなと思っています。
