今、建設業界で注目を集めているのが
現場で働く「建築女子」。
スナダ建設で施工管理や品質管理を担う
女性社員に集まってもらい、
現場のリアルな事情や仕事の大変さ、
やりがいなどを本音で語ってもらいました。
2014年入社
企画開発部松尾 祐香里
MATSUO YUKARI
施工管理として8年間の経験を積んだ後、現在は企画開発部で自社物件の品質管理を担当。建築部の教育担当として新人教育にも取り組む。
2014年入社
建築部長谷川 彩
HASEGAWA AYA
入社後、自社物件や請負物件の施工管理を担当。現在は統括所長として複数物件の現場をまとめ上げている。
2022年入社
建築部川口 真咲
KAWAGUCHI MASAKI
高校の選択授業で建築を学んで興味を持ち、専門学校を卒業後スナダ建設に入社。一から携わった現場が竣工を迎えたことで自信がアップ。
2022年入社
建築部中島 瑞稀
NAKAJIMA MIZUKI
建築業界で働く父親の影響を受けて自然と建築に興味を持つように。現在は二級建築士の資格取得に向けて勉強中。
2023年入社
建築部中村 朱里
NAKAMURA AKARI
学校では主に建築デザインを学び、施工に関する知識はない状態で入社。持ち前の向上心で現場の職人に質問し、知識をどんどん吸収している。
2023年入社
建築部吹田 絹果
SUITA KINUKA
大学で建築について学び、女性も活躍できる職業と聞いて施工管理を志望。現場の竣工を一つ経験し、仕事の達成感を実感中。
2023年入社
建築部白石 望友
SHIRAISHI MIYU
就職活動中に学校のOGの松尾と出会い、スナダ建設に惹かれて入社。女性の力でスナダの現場を盛り上げたいと野心を燃やしている。
「女性でもできる」じゃない。
「女性だからこそ」
活躍できるスナダの建築現場
建築業界に入ろうと思ったきっかけは?
中村
以前からものづくりに興味があり、大学で建築を学んだことがきっかけです。特に、スケジュール管理や全体の段取りが大切な施工管理の仕事に自分が向いているのではないかと思いました。
長谷川
男性の多い職場で働くことに不安はなかった?
中村
あまり気になりませんでした。今はむしろ、職人さん達がなんでもストレートに伝えてくれるので仕事がやりやすいと感じています。
白石
私も、松尾さんが学校のOGで、会社説明会で学校に来てくださった時に、実際に働いている女性社員の声として仕事のやりがいなどを聞けたので不安はありませんでした。
松尾
最近は特に、建築業界全体で女性の監督が増えてきて、活躍が期待されてるのを感じるね。
吹田
私は就活の時に、女性ならではの良さを活かせる職業でもあると聞きました。実際に仕事を経験して思うのですが、現場の整理整頓や気遣いの面では女性が向いているのでは?
長谷川
その通りだと思う!現場がきれいだと建物自体に傷がつきにくくて、施工品質も高まるんだよね。
松尾
確かに、長谷川の現場は本当にきれい。品質管理でたくさんの現場を見てきたけど、スムーズに進行している工事は現場に入った瞬間に分かるよ。1年目、2年目のみんなもこれからその強みを出して行ってもらえたら、きっと現場はもっと良くなると思う!
スナダ独自の研修制度が
成長をサポート
スナダ建設に入社を決めた理由は?
松尾
最終面接で、BOSSが「男女関係なく評価する」とはっきり言ってくれたことが決め手です。あの頃からスナダには女性社員が活躍できる土壌があったんだろうね。みんなの入社理由は?
中島
私は、学校の先生に「スナダは社員同士の仲が良いから、困った時も助けてくれるよ」とおすすめされたことです。
中村
「社員の仲が良い」というのは本当ですね。入社して想像以上だと感じました。それに、早い段階から現場を一人で任せてもらえる環境があると聞いて、どんどん成長していけると思えたのも魅力です。
長谷川
大手ゼネコンだと躯体工事なら鉄筋、内装工事なら造作、と工事ごとに担当者がいるけど、スナダは土の状態から仕上げまで一人の監督が見るから広い視野を持てるようになるし、知識も一気に増えるよね。
中村
現場数もどんどん増えていて、勢いのある会社だなと感じました。
長谷川
会社の成長はこの10年でひしひしと感じる!大阪市内の大通りを歩けば必ずスナダのクジラマークが掲げられた現場が見つかるくらい、現場が増えてるよね。
川口
どの現場も駅から近いので、通いやすいことも魅力です。それだけ、立地の良い場所にスナダが施工した建物がどんどん建っているということですね。
松尾
最近は面接で学生たちも「CM見ました」とか「家の近くにスナダの現場があります」と言ってくれて、知名度が上がってるのを感じられてうれしいな。
入社後の研修についてどう思う?
吹田
教育体制が充実しているなと思いました。躯体や仕上げについて2ヶ月間にわたって学ぶことができましたし、週に一度の現場見学も参考になりました。
中村
特に私の場合、学校で建築デザインの勉強しかしていなかったから、初心者でも分かりやすくRC造の建築物の基礎を学べてよかったです。もちろん、現場に出れば覚えることはまだまだたくさんあるけれど、この期間でスナダ建設が手がける建物の大枠は理解できたと思います。
白石
質問もしやすい雰囲気だったね。入社当初は職人さんに怖いイメージを持っていたので、松尾さんに「実際のところ、どうですか?」と質問したら「みんな優しいよ」と教えてくれて。「経験者が言うなら間違いない」と不安が消えていきました。
川口
松尾さんに色々と相談にものってもらい、教育担当としてもフォローしてくださったので、とても心強かったです。
松尾
研修の最初の頃はみんな学生気分が抜けなくて、「かわいい新人」っていう印象だったけど、2ヶ月を過ぎる頃にはみんなの成長を感じられたよ。
中島
私も研修はとっても役に立ちました。それに、この研修がなかったら同期のみんなとも仲良くなれていなかったと思います。
中村
社内の横のつながりは本当に強いですよね。入社後あらためて「仕事を頑張れそう!」と感じました。
長谷川
最近は新入社員も増えたことで、研修制度も充実しているよね。私たちの世代は研修がなかったから、みんながうらやましい。
現場監督も職人も、
目指すゴールは
「最高の建物を造る」こと。
大変だったことは?
吹田
新人のうちは、先輩たちから「職人さんにこの指示を出してきて」と言われるのですが、その指示自体が何を意味するのかが分からなくて、職人さんに逆に教えてもらって…。知識がないうちは苦戦しました。
中村
分かる!たとえ一年目でも、現場監督は職人さんをまとめる立場にあるから、「ここの仕上げはどうするの?」「おさまりは?」と聞かれるけど、図面が頭に入ってないとその場で答えられなくて、職人さんから呆れ顔をされることも。それが悔しくて。最初は職人さんに強くものを言えないから、自分で作業をすることもありました。どの仕事を職人さんに振り分け、どこまでを自分でやるのか、この立ち回りには苦戦しています。
川口
現場監督は段取りが命、と言われるけど、現場の流れを理解できていないと段取りもできないから、一年目での現場監督は本当に難しいよね。
松尾
どうやって乗り越えてるの?
川口
「それって何ですか?」と職人さんにストレートに聞いていました。「こんなんも知らんのか〜」なんて言いながらも、みんな根は優しいのでその場で答えてくれるんですよね。
中村
私も、知識を身に付けるしかない!と思って、職人さんに「教えてください」と切り返すようにしています。小さな失敗や反省は毎日のようにありますが、職人さんに頼まれる前に先回りして動けた時は「やるやん」と褒めてくれて、モチベーションが上がります。
中島
職人さんとのコミュニケーションは本当に大事。私も、休憩中に現場に行って職人さんと話をして、見て覚えて、の繰り返しでようやく流れを理解できるようになってきました。最近では「また来たんか」と言ってジュースを奢ってくれるので、飲みながらプライベートの話をよくしてますね。
長谷川
最近の職人さんは優しくなったよね。私が入社した頃はもっとみんな尖ってたし、私も舐められたくなかったから、よく話し合ったりしてたわ(笑)。
松尾
私も新人の頃、上司からの指示を職人さんに伝えたら反発されて、2人の板挟みになったことがあったな。今思えば上司が正しかったと分かるけど、当時は解決する力もなくて悩んだから、みんなが同じように悩んだ時はぜひ相談してね。助けられることがあると思うから。
吹田
職人さんと意見がぶつかる時は、どうやって解決すればいいですか?
長谷川
自分が真剣になれば自然とついてきてくれるよ。いい建物を造るためには、職人さんに手間のかかる作業をお願いしないといけないこともあるけど、「この作業が必要なんです」と熱い想いを伝える。そうすれば、一つの建物を建てるっていう大きな目標に全員で向かっていけるはず。
社員一同
かっこいい!ついていきます!
目標は、「S評価」を
取れる現場づくり
どんな時に仕事のやりがいや楽しさを感じますか?
白石
最初はできなかったことができるようになると、小さなことでも上司や職人さんがほめてくれるので、自分の成長を感じられてうれしいです。最近は自分でも、工程表を見てするべきことを考え、主体的に動けるようになってきたと実感します。
川口
私は最近、着工からずっと監督をしてきた建物が竣工を迎えました。白と黒のツートンカラーの建物で、色がきれいに仕上がっているかどうかが不安でしたが、最後に足場が外れた建物を遠くから見てみると、ピシッときれいに色が分かれている姿が見えて、言葉にできないほどうれしかったです。
吹田
私も、最近担当した建物が完成しました。関わった期間は最後の4ヶ月ほどですが、四角いコンクリートの塊だった建物にエントランスが完成し、外装が貼られて出来上がった時は達成感がありました!職人さんも、「また、どこかの現場で会えたらその時はよろしく」と言ってくれて、うれしかったです。
中島
建物がどんどん出来上がっていく様子を間近で見られると、やりがいを感じるよね。ずっと一緒に過ごしていろんな話をしてきた職人さんと「この現場で一緒に仕事するのも、もう最後やなぁ」としみじみすることも。いい職人さんばかりなので、離れるのが寂しくなります。
松尾
こうやって話していると、みんなが監督としての自覚を持って、自分なりの考えで動いていることをすごく感じる。現場を経験して、研修時と比べて顔つきも変わってきたね。「自分の現場」っていう責任感を持っていることが伝わってくるよ。長谷川がやりがいを感じる時は?
長谷川
2年連続でS評価(※)を取った時!常に現場をきれいにすることで建物に傷がつかないように配慮して、工期にも余裕を持って工事後の美装期間を確保していたことが結果につながったのかな、と思う。
吹田
最近、長谷川さんのチームに配属されたので、現場の整理整頓を徹底して、長谷川さんがまたS評価を取れるように私が支えます!
長谷川
心強いわ。期待してるよ!
松尾
頑張れば頑張っただけ評価してくれて、給料にも反映してくれる会社なので、1年目、2年目のみんなもぜひこれからS評価を目指してほしい!
※竣工後、社内で工期や建物の仕上がりを検査し、S〜Cまで4段階で評価する制度
有給も育休も遠慮なく取れる、
自由度高いスナダの環境
プライベートと仕事は両立できてる?
長谷川
建築業界は休みが少ないっていうイメージが強いと思うけど、スナダ建設は完全週休二日制で、プライベートの時間もしっかり取れるよね。
中島
はい。私はよく休みにライブに行ったり、同期と飲みに行ったりしてます。今の現場は、土日に休めるように上司が調整してくれているので、金曜や土曜の夜には朝まで飲んだり遊んだり…。
松尾
仲がいいね!同期で集まると飲み会でも仕事の話になる?
川口
男性社員はよく、自分の現場の話をしてますね。でも私はオフの時間は仕事の話はしません。(笑)
長谷川
集まっても仕事の愚痴が出てこないってすごいと思うよ。2年目のみんなは本当に楽しそう!1年目のみんなは、プライベートも充実してる?
白石
今度の3連休に有給を組み合わせて、4連休で旅行に行ってきます!実は、今の現場は土曜が出勤日なんですけど、上司が工程表を見て「全然いいよ、OKOK」とあっさり言ってくれて、他の先輩が代わりに出てくれることになりました。
吹田
私も、同じ現場を担当している社員同士で「どの日に休む?」と話し合いながらシフトを決めてます。工事の進行が遅れた時も、他の現場からヘルプの社員や職人さんが手伝いに来てくれて協力して早く終わらせることができるので、無理なく働けています。
中村
柔軟な働き方ができるよね。自分次第で右にも左にも舵を切れるので、段取りよく仕事をすれば「この日休みます」と言いやすいと思います。
長谷川
スナダ建設は、今後女性をたくさん取り込んでいきたいと考えているから、働く環境もどんどん良くなっているんだと思う。女性も男性も関係なく育休を取得できるのも嬉しいポイント。女性ならではの休暇制度も整っているから、遠慮なく休める環境になっているよ。
建築女子の力でスナダの未来を支え、
建築業界を盛り上げたい
今後の目標は?
川口
今担当している10階建てのマンションを無事、工期通りに終わらせることです!
中島
男性が多い業界で長年活躍されている長谷川さんや松尾さんに負けないように頑張ります。今は、二級建築士の資格取得を目指して勉強中。その先では一級建築士にも挑戦したいと思っています。
長谷川
頑張って!私は、先日から3つの現場が同時スタートしましたが、統括所長として全ての建物を品質高く仕上げたいと思っています。これからスナダ建設の土台を担う1年目、2年目の若手育成にも力を注いで、女性監督をもっと増やしていきたいですね。
吹田
長谷川さんのようにきれいな現場づくりを目指します。言うべきことはしっかり言い、整理整頓を心がけていれば、職人さんの気持ちも引き締まって協力してくれるはず!
白石
「女性がいるからこそいい現場になる」と思ってもらえるように頑張ろう!力仕事など、私では難しいこともあるけれど、そこはニコッと「お願いします」と職人さんに頼りながら(笑)上手にコミュニケーションをとって、女性の力で良い現場づくりを目指します。
中村
私は、まず知識を身につけることが目標です。知識がないと指示も出せないので、「一年目は聞くことが仕事」と思って、職人さんと渡り合えるくらいになるまで質問し、吸収して知識を身につけていきたいです!
松尾
今の気持ちを大切に、ぜひ長谷川のように統括所長になってください。私は品質管理の仕事を頑張りながら、みんなの相談役を目指します。