SDGsSDGsの取り組み
SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
スナダ建設では以下のSDGsについて主に取り組んでいます。
お客様や地域社会をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様とともに地球環境への配慮や社会貢献に取り組んでいます。
社会への貢献
発展途上国における
学校建設支援
職人育成の教育支援
「公益財団法人 クジラ育英会」わかもの
建築職人育成事業の支援
「わかもの建築職人育成事業」を掲げ、建設業界の職人を育成している「公益財団法人 クジラ育英会」に寄付を行っています。
建築業界では職人不足が深刻な問題となっています。このままでは日本の建築技術の低下や建築業界の衰退につながりかねません。このような課題を背景に、クジラ育英会では、「やろうぜ!建築職人」と銘打った職人育成プログラムの企画・運営を行っています。参加費、教材費、資格取得費、宿泊費は全て無料。約19日間のカリキュラムで、内外装系、設備系、基礎・躯体系など建築に関わる12職種の技術について学べます。
職人の教科書
建築職人はこれまで、親方の仕事を見よう見真似で覚えて技術を習得してきました。しかしそれでは、未経験で建築業界に入った職人の技術がなかなか向上しません。そこで、技術を体系的に学ぶ仕組みを作るため、「職人の教科書」を作成しました。一棟のマンションの建築現場にプロのカメラマンとともに最初から最後まで入り、約1年半をかけてその工程を記録。写真やイラストを交えて分かりやすくまとめ、各職人の技術や作業の流れについて解説しています。
この教科書は、建築科を擁する大阪府下の高校や専門学校、社会福祉法人など、計54施設に無料で配布しています。
寄付活動
子どもたちの未来のために
日本には、貧困に苦しむ子どもたちがたくさんいます。彼らが大人になった時に、同級生と同じスタートラインに立てるように支援をしたい。そんな想いから、スナダ建設では毎年児童養護施設や子ども食堂などに寄付を行っています。
主な寄付活動先:子ども食堂/子ども輝く未来基金/国境なき医師団
持続可能な社会のための取り組み
良質な建設物・サービスの提供
スナダ建設では、メンテナンスが少なく、災害にも強い建物づくりを目指しています。そのために行っているのが、徹底した品質管理。強度に優れた鉄筋や鉄骨を用い、コンクリートの配合も厳しくチェック。自信を持って提供できる材料のみを使用しています。また施工中は内装や外壁、最後の竣工検査に至るまで、各工程で複数の社員が何重にも検査を行います。品質においては、コストを下げるために妥協することはありません。長期間にわたり安心して使い続けられる建物を建て、豊かな地球環境や住環境づくりに貢献します。
解体建材のリサイクル
建物を解体した際に出る廃材はコンクリートガラや鉄くず、石膏ボードなど種類ごとに全て分別し、リサイクルを行っている処理業者に処分を依頼しています。また、新築時に使用する部材にはリサイクルで再生した鉄やコンクリートを使用しています。さらに、できる限りロスが少なくなるように部材を仕入れ、ゴミの減量にも注力。CO₂の排出をできる限り抑え、カーボンニュートラルの実現に向けて最大限の配慮をしています。
建設における安全への取り組み
現場において最優先されるのは、職人さんの命です。命を守る環境づくりを行うため、8名の安全担当者が月に一度、安全パトロールを実施しています。また、「安全協力会クジラ会」でも安全推進員のグループを作り、2ヶ月に一度の安全パトロールや抜き打ち検査を実施。現場で危険な行為が行われてないか、手順に則った正しい作業が行われているかを頻繁にチェックしています。
職人さんには、住所や名前などが記載された「命を守るカード」を配布。重大事故が発生した場合は、上司の指示を仰ぐのではなく個人の判断で真っ先に119番通報を行い、カードに書かれた情報を伝えます。こうした注意喚起を日頃から欠かさず行っているため、現場監督や職人の安全意識が高く、スナダ建設の工事現場では創業以来死亡事故ゼロを維持しています。